栄養素 |
働き |
EPA
(エイコサペンタエン酸) |
血液をサラサラにして、血流を良くします。
・動脈硬化や心筋梗塞などの予防。
・中性脂肪、コレステロールを取り除き、高脂血症の改善。
・生活習慣病の予防、改善。
・抗ガン効果。 |
DHA
(ドコサヘキサエン酸) |
脳の発育や機能維持に効果があり、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、中性脂肪を減らします。
・脳卒中や血栓、動脈硬化の予防。
・痴呆症の予防。
・高血圧の予防・改善。
・高脂血症の予防・改善。
・網膜に働きかけて、目の健康を促進。
・精神的ストレスを取り除く。 |
オレイン酸 |
動脈硬化や心臓疾患を招く心配のない油の成分で、胃酸の分泌を調節したり、腸を滑らかにして、腸の運動を高めます。
・動脈硬化、虚血性心疾患の予防。
・X線、放射線から身体を守る。
・胃酸過多や胃潰瘍の予防、改善。 |
α−リノレン酸 |
体内でEPA、DHAを合成します。ガン細胞の増殖を抑え、アレルギーなどを予防し、血栓を解消して、血液の流れを良くします。
・脳細胞を活性化する。
・脳梗塞、心筋梗塞の予防。
・高血圧の予防。
・ガンの発生を抑制する。
・アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支ぜんそくなどのアレルギー性疾患を改善。 |
アラキドン酸 |
神経系、免疫系の機能を調節し、全身の様々な症状を予防し、改善します。
・血圧の調整。
・血液凝固の抑制。
・肝細胞の保護。
・消化管の運動を活発にし、胃液の分泌を抑制し、胃潰瘍の予防、改善。
・子宮を収縮させ、月経困難症などを改善。
・アレルギー症状の改善。 |
遊離脂肪酸 |
血漿アルブミンと合体して血液中に入り、エネルギーとして使われます。緊急エネルギーとして常に血中に存在する即戦力となる物質です。
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ジグリセライド
(ジアシルグリセロール) |
油が分解されると、脂肪酸とグリセリン(グリロール)になります。ジグリセライドとは、この脂肪酸とグリセリンがくっついて出来た油のことです。
小腸で消化・分解されるところまでは一般の油と同様ですが、「油として再構成されにくい」という特性があります。
そのために脂肪酸とグリセリンに分解されたまま血中に入り、肝臓や全身の筋肉で消化されてしまうため、身体につきにくいのです。
それが、最近やせる油として注目されている所以です。 |
リン脂質 |
体内の4種類の脂肪のひとつで、細胞膜の構成成分であり、疎水性(水に溶けない性質)物質を親和させる性質(水になじむ性質)を持っています。 |
不けん化物
(ステロール類) |
1.動物性ステロール:男性ホルモン用、女性ホルモン用の働きをする
2.植物性ステロール:コレステロール、中性脂肪の除去 |
ビタミンA |
ビタミンAの作用は全身に及びます。皮膚および目の角膜や粘膜、(口腔、胃腸、肺、気管支、膀胱、子宮など)に働き、粘膜を正常に保つ働きがあります。
・夜盲症、かすみ目、視力低下を防ぐ。
・皮膚や髪の健康を保つ。
・風邪などの感染症に対する抵抗力がつく |