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犬・猫の為に認識して頂きたいこと
日経MJ(日経流通新聞)2004年5月18日号に掲載された記事。
ペットフード工業界の調査によると、昨年の飼い犬数は前年比16.9%増の1113万7千頭と過去最高を記録。猫も13.6%増の807万7千頭と97年につぐ高水準となった模様。
犬猫を合わせた頭数は、
人間の15歳未満推計人口(昨年10月で1790万5千人)を上回ったと予測されると。
子供の代わりやパートナーとして犬猫を飼う夫婦や単身の年配者、若い女性が多くなったことが背景にあると書かれています。


現在、ペットフードには、品質・安全性・栄養成分の表示方法の規制はありません。人間用の食品は、厚生労働省による「食品衛生法」があり、家畜用飼料には、農水省の監督下にあるのですが・・・
着香料は、食いつきをよくするために添加されます。添加基準がないために○○フレーバーなどと表示され、肉や乳製品とは無関係な人工的香料の化学薬品と言われています。
着色料は、飼い主をターゲットしたもので、品質がよく見えるように、また美味しそうに思わせる為、使用されているようです。例えば、アメリカでは“赤色2号”がネズミにガンを引き起こすという証明までされています。
ドライフードには酸化防止剤(防腐剤)が必要です。なぜならば原材料に保存食として不適切なものを用いている場合があるからです。酸化防止剤は(防腐剤)の代表的なものに、エトキシキン・BHA・BHTという発ガンや遺伝毒性をはじめ、様々な病気を引き起こす一種でもたいへん危険性のある物があります。市販のペットフードのにはこのようなものを、二種も三種も組み合わせている物も少なくありません。
尿管結石や腎不全などの病気が急激に増えていることもあり、マスコミによる独自の調査によると、発ガン性物質が検出されたということです。

深い愛情・観察力と食事管理で守ってあげましょう。
犬や猫の内臓の処理機能は人間の(成人)の1/10と言われています。小さなペット達は病気に対して免疫力や抵抗力が弱いのです。だからこそ、安心して与えることのできるものを、人間以上にこだわりを持って作りました。
※犬は、人間の4倍のスピードで年齢を重ねます。人間の新陳代謝が通常通りですと、年に3回ある(4ヶ月に1度)と仮定すると、犬は3ヶ月に1歳年を取るので、1ヶ月に1度は新陳代謝を完了する計算になります。
つまり、添加物などの身体に悪影響を及ぼす物も、それだけ速いスピードで身体の隅々に行き渡ってしまうと言うことだと認識して頂きたいと思います。
恐ろしいペットフードの添加物
東京都八王子市、往診専門須崎動物病院、須崎恭彦院長の話。
「昔の犬には、なかったアレルギーや下痢、皮膚をかゆがる、かきむしる、毛がはげるなどの症状が多くなっていて、何もしないでおくと、がん、高血圧、心臓病、糖尿病、内臓各器官の疾患、尿道結石などに発展する可能性がある。」と警告されています。
しかも、「現在、犬の死亡原因の第一位はがん」とも話されています。それに付け加え、「がんになる犬の場合、人間年齢では考えられないほど早い時期に発病することがあり、添加物の影響が無縁だとは言い切れない」と指摘されています。
※ペットフードとの因果関係
1990年には、22.7%だったドッグフードの割合が、2001年には、64.5%に。同じくキャットフードは、24.8%から64.8%に達しています。
(多摩獣医臨床研究所調べ)
 
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